丸和通信

バケツ稲づくり

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こんにちは。飯塚です。

5月。桜川市の山々は新緑の鮮やかな緑になり木々がもりもりしています。稲がまだ小さく、水を張った田んぼに空がきれいに映り、のどかな田園風景ですが、毎年、桜川市の美しい景色と自然に元気をもらって会社に向かっています。

 

 

 

 

 

みなさん、〝バケツ稲づくり〟を知っていますか?
名前の通りバケツで稲を育てます。

バケツに小さな田んぼをつくり、種もみから稲を育て、お米を収穫する〝一連の稲づくり〟を体験することができます。

JAグループが、子どもたちに日本の稲作や農業をもっと身近に考えてもらえるよう、種もみ・肥料・マニュアルの栽培セットを配布しています。
自分たちで用意するのは、バケツと土だけです。

玄関先やベランダ 場所を選ばず、どこでも体験することができます。

 

 

 

下の写真は、私の去年の〝バケツ稲づくり〟の様子になります。

(バケツでなく、ちょうどよい発砲スチロールの箱で育てました)

芽出し

種もみを水に浸し、あたたかい浴室に置いておくと、あっという間に白い芽が出てきました。

種もみをまいてから1ケ月以上経った頃の様子です。

種もみから葉がひょろっと伸びています。

 

去年の〝バケツ稲づくり〟は、2回目の挑戦でした。

一昨年 初めての稲づくりは、バケツが小さかったのと土が少なすぎて失敗しました。

去年は、土づくりを丁寧に行いました。黒土・赤玉土・鹿沼土を混ぜたものを何日も干して乾かしました。

乾かすことによって、土の中の菌が活気づき、稲の成長を手伝ってくれるそうです。

苗の移し替え

葉が数枚に増え、育ちの良い苗を数本ずつまとめ植えなおした後の様子です。

苗を移し替えた後から、茎がどんどん増えて成長していきました。

急に成長したので、稲も仲間と一緒だと嬉しいのかな、やっぱり団結力はすごいよね、、、 そんなことを思いながら稲の成長を楽しく観察できました。

毎日毎日、天気や水に注意して育てました

が、

稲が成長する喜び以上に、早く稲刈りしたい!収穫したい!気持ちばかりで、立派に成長したころや稲穂が黄金色になったころは、写真を撮るのをすっかり忘れていたようです。写真が一枚もありませんでした。涙

 

大事に大事に育てた稲は、小さなおちゃわん1杯にもならないくらいのお米になりました。

お米を育てるのは本当に大変なことを、〝バケツ稲づくり〟に挑戦し、初めて知ることができた気がします。

改めて 農家さんに感謝します。

 

2年目にして収穫できた稲が嬉しくて、一部をずっとインテリアとして飾っていましたので、今年はこちらを使って芽出しから挑戦したいと思います。

5月上旬の開始が良いとのことですが、温暖で暖かい日が続いていれば6月上・中旬から栽培を始めても育てることができるみたいですので、興味のあるかたは是非稲づくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

JAグループ お米づくりに挑戦(やってみよう!バケツ稲づくり)

https://life.ja-group.jp/education/bucket